独立行政法人国立美術館のひとつ
(他に、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館、がある)
いわゆる、日本の近代・現代アートの精鋭の個展は、ここで開催されるし、
される事は名誉でもある。そんな格式高い美術館でもある(と、私は、思っている)
結構、上野にあると思っている人が多いが、どっこい、竹橋にある。あれ?っと
思う人が多い。
ここは常設展が充実しているので、常設展だけ観に行ってもいいし、
今 藤田嗣治展をやっているので それが目的で行かれる人も多いと思いますが
是非 上階にある常設展もはずさず観てもらいたいと思う
皇居が見える一角に休憩スペースもあるので
一休みしたりして ゆっくり過ごすつもりで 観るといいですね
重要文化財、岸田劉生の油彩画「道路と土手の堀「切通之写生」」がある
1915年に描かれたもの
その描かれた代々木に 今も この切通の坂はあって 岸田劉生が描いた坂という
標木が立っている
両側は マンションや高級住宅になっているが その気になって見ると 面影がある
平櫛田中の木彫「鶴しょう」(218.0×112.0×81.5)も迫力がある
岡倉天心の写真をもとに制作されたもの
天心記念五浦(いづら)美術館<美術館にもっと行こうよ(2)>で
写真を見た記憶がある
日本画も洋画も 両方の素晴らしさを感じつつ観ていると
これって 食べ物で和風洋風中華風となんでも器用にマスターして
日々の生活に溶け込ませてきた日本人ならではの絵の歴史だな~と思います
【美術館のHPから、「沿革・紹介」他より、抜粋】
日本で最初の国立美術館
古くは明治初年より、同時代の美術を恒常的に展示する美術館を要望する動きが起こり、
幾度か議会での請願の採択も見ましたが、ついに当館の開設まで近代の美術を常時陳列
する国立の施設は実現されませんでした。昭和27年(1952)年、中央区京橋の旧日活
本社ビルの土地建物を購入し、同年6月、文部省所轄の機関として国立近代美術館が
設置され、建築家前川國男氏の設計による改装工事を施して、同年12月に開館しました。
その後も二度にわたって隣接地を購入、拡張改修を行いました。
所蔵品の増加を企画展の拡充等により、コレクションの展示がしだいに制約されるように
なったことから、美術館の移転が検討されていたところ、設立当初からの評議員である
石橋正二郎氏より美術館建物の寄付申し入れがり、その好意によって、北の丸公園の
一画に新館造営が決まり、谷口吉郎氏の設計による新館が、昭和44年(1969)年6月に
開館しました。
移転後30年を経過し、設備の面で社会の要請に応える上での不備も生じてきたことから、
平成11(1999)年7月から約2年半、館を閉じて、大規模な増改築工事を施しました。
展示場の拡張、閲覧サービスのできる図書資料室の整備、レストランやミュージアム
ショップの新設、休憩スペースの増設など、鑑賞環境の整備と充実ならびに耐震性の
強化を図った工事は、平成13(2001)年8月竣工し、平成14年1月、記念展「未完の
世紀-20世紀美術がのこすもの」をもって、新たな活動を再開しました。
開館時間
午前10時~午後5時
金曜日は午後8時まで開館
休館日
毎週月曜日(祝日または振替休日に当たる場合は開館し、翌日休館)
展示替期間
年末年始
無料観覧日
毎月第1日曜日:「所蔵作品展」のみ
美術館では、毎月第1日曜日の11:00~12:00、当館解説ボランティア
「MOMATガイドスタッフ」による所蔵作品展のハイライトツアーを行っております。
日本近代美術史への入門として最適のプログラムに、誰でも無料でご参加いただけます。
くわしくはイベントページをご参照ください。
観覧料(所蔵作品展)
一般: 420円(210円)
大学生: 130円(70円)
高校生: 70円(40円)
小・中学生、65歳以上: 無料
*( )内は20名以上の団体料金
*特別展・共催展の観覧料はその都度別に定めます。
*美術館(本館)の所蔵作品展チケットをお買い求めいただいた場合、
同日であれば、工芸館の所蔵作品展をご覧いただくことができます。
なお工芸館では所蔵作品展が開催されていない場合もございます。
その旨どうぞご了承下さい。
アクセス
東京メトロ東西線竹橋駅1b出口徒歩3分
〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
電話03-5777-8600(ハローダイヤル)