ハワイ3島を旅した
目的のメインは
「生活数学シリーズ」本にある
ハワイ島のペトログリフ見学だった
旅の順番を
ハワイ島→マウイ島→オアフ島と
したのは
その本の著者・岡部進氏の配慮だったけれど
それが良かった気がする
最初の訪問先
ハワイ島は
8島を代表する名称なのだから
当然
この島が中心の島だと思っていた
けれども
コナ空港は臨時で作られた空港なのかと
思うほど小さい
迎えの車に乗り
内田農園記念館を訪れた後
ホテルに向かうその道程は
延々と続く溶岩地帯で
黒い不毛地帯を車はひた走る
まだ見ぬプウロア遺跡のペトログリフ群を
想像するのに充分な設定
ということになるだろうか
ホテルでは
隣接する施設に残されているペトログリフを見学
これとは比較にならない規模らしい
プウロア遺跡のそれに思いを馳せる
そして
ホテルから翌早朝の出発で
およそ11時間
ほぼ一日がかりのツアーは始まった
豊かな牧場が広がり
ゆったりとくつろぐ牛や馬
豊かな暮らしを思わせる町並みもある
そんな風景を眺めつつ車は走る
豊かな自然に
目的のペトログリフを忘れそうになる頃
ヒロに着き
ツナミ博物館を見学
ここがツナミで破壊された町であることを知る
これから訪れる目的地を想い出させてくれて
映画であれば
これが前振りで
次は主題となる画面となり
最高潮の盛り上がるシーンが待っている
そんなところだろうか
果たして
確かにそのように
ようやくたどり着いた
キラウエア・ボルケエノビレッジは
目を見張るアドベンチャーワールドだった
まるでジェラシックパークに迷い込んだかのような入口を通過
果てしなく広がる溶岩地帯
火山口がそこかしこに口をあけ
その至る所からまだ白い煙が出ている様子から
プウロアというこの地に
かつては人が住んでいたとは想像も出来ない
そして
溶岩が海に流れ込んだそのままの様相で固まって出来た
黒々としてまだ柔らかそうな溶岩地帯の間を
更に車で走り続けると
その先の先
海岸近くの一帯に
ペトログリフ群はあった
「生活文化と数学」に詳しく記載されているものの
ここへ到達するまでの道程を
体験する前と体験した後では
印象も感想も実感も
当然ながら違ってくる
来て良かった
岡部氏は
この体験を通して
横書きから縦書きに替えた生活数学シリーズ本を
書いたと記している
その気持が
より深く理解できた気がした
ハワイ島は
およそ島の半分が溶岩地帯
その不毛地帯の反対側には
豊かな牧草地帯が広がるという特異な島で
地球の過去・現在が混在しているような島だった
東京都ハワイ区と言われるほどのハワイ州
多くの日本人が観光に訪れるらしい
親しまれ愛されているこの地を
1度2度の訪問で
わかった風なことを書くつもりは
毛頭ないけれど
自分の記憶に留(とど)める為に
(最近、広告が入る様になって
少々気になるこのブログだけれど)
こんな調子で3島について
書きとめておこうと思う
次はマウイ島へと向かう