仙石原のすすきを観に行った
せっかくだから、近くで行ける所も行こうと
箱根湿生花園まで行く事にした
行くと、ラリック美術館の入場券とセット券がお得だという
時間はギリギリだけれどなんとかなりそうなので、
そのセット券を購入した
ラリックは、目黒の港区白金台にある東京都庭園美術館で
何度か観ているのと、
また、いつでもその気なれば行って観る事が出来る
と思うからか、
箱根にラリック美術館があるという事は
知っていたものの、
わざわざ箱根にまで観に行こうという事には
これまで、ならなかった
行って、その素晴らしさに驚いた
もっと、早く、来るんだったと思った
こんなに充実した、豊かな美術館だという事を
知らなかったのである
ルネ・ラリックは、
アール・ヌーヴォー様式の宝飾の分野で第一人者と言われる
宝飾デザイナーでガラス工芸家
香水商コティの依頼による香水瓶のデザインの数々、
日本の影響を強く受けたと言われる、
とんぼやバッタ等の昆虫をデザインした
ブローチや、花瓶の数々
カーマスコットの繊細なデザインは、
当時の車が贅沢品であった事がよくわかる
などなど、
美術館の建物自体のすばらしさと
垢抜けた展示や
所蔵品の多さに感嘆しきり
閉館間際の入館だった為
最後は駆け足で観る事になったのが
本当に残念だった。
図録「箱根ラリック美術館コレクション選」や
お気に入りの作品の絵葉書数枚を
購入したものの、
おしゃれなカフェで、
お茶をいただく時間もなくて
また、いつか出直さなくてはと思いつつ
名残惜しいまま、美術館のある庭園をあとにした。
【箱根ラリック美術館】
〒250-0631
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186-1
URL:
http://www.lalique-museum.com
開館時間:午前9時ー午後5時(入館は4時30分まで)
営業日:年中無休(展示替のため臨時休館あり)
入館料:大人;通常1500円、団体料金1200円
大学生・高校生・シニア(65歳以上);
通常1300円、団体料金1000円
中学生・小学生;通常800円、団体料金500円
(団体料金は15名以上から)
駐車場:第1駐車場、300円/1日
第2駐車場、無料
緑豊かな敷地内には、美術館のほかに、
カフェレストラン「リス」
ショップ「パッサージュ」
特別展示「ル・トラン」が、ある。
パンフレットに、
「ルネ・ラリックの生涯と出会うコレクション」とある。
後日、ホームページを見て
行く前に、このホームページを見ておくんだったと
思ったことだった。